抗真菌作用のある医薬品

真菌は白癬菌、癜風菌、カンジダ菌など様々な種類があり、その種類によって効果のある抗真菌のお薬も異なってきます。間違った薬を塗布すると状態がさらに悪化する場合もありますので、ご使用の際には注意が必要です。

抗真菌薬での治療方法は各種あり抗菌対策も大事です

水虫を治すには抗真菌薬を用いるのですが、治療方法は症状のタイプによって異なります。まず最も多いのが「跡間型」(しかんがた)というものです。文字通り足の指と指のあいだが水虫になるものですが、なぜか薬指と小指のあいだが多いです。水虫にはカサカサとじゅくじゅくがあるのですが、それはこのタイプです。この場合の治療方法は外用、すなわち薬を塗る方法です。指のあいだがカサカサしているか、じゅくじゅくしているかで当然薬は異なりますので、合うものをしっかり選んでいきましょう。次に「小水泡型」です。こちらも字のごとく小さな水ぶくれができるタイプです。こちらも外用です。この型の場合は水ぶくれがあるわけですから、薬によっては抗真菌ということとは別に、水ぶくれ自体を悪化させたりしかねませんので、その点に注意が必要です。そして「角質増殖型」です。かゆくなるわけでもなく、水虫っぽくないので、自分で水虫の症状だと気づいていない人が多いのですが、これも水虫菌によるものの一種で、足の裏の角質がすっかり厚くなり、一面白っぽくなります。水虫かどうかというより、そもそも病気の症状だとすら思いにくいです。治療方法は外用だけではなく、抗真菌薬を内服することも併用します。この型は薬を直接塗るだけでは完治しにくいのです。(水虫にはこれら以外にもタイプがあります)抗真菌薬を塗る以外に、足を清潔にしたり抗菌対策もやっていかなくてはなりません。足を拭くのに、安息香酸系のようにそもそも水虫薬に用いられる成分を使っているものがあります。細菌の繁殖を抑える消臭スプレー、足の指のあいだを開けて抑える形の靴下などもあり、いずれも抗菌対策に使われます。水虫菌を完全になくすには時間がかかりますので、薬を長く続けながら、普段の抗菌対策にも力を入れていきましょう。